淀川の野草第7回


季節を告げる素敵な草花を探してみよう! 文/有馬忠雄


 ハルジオン
ヒメジョオンとよく間違われやすい北アメリカ原産の越年草。うなだれた蕾(つぼみ)、淡紅色の花びら、中空の茎などがヒメジョオンとの違いだ。一時非常に少なくなっていたのがまた見られるようになった。「何故か」は、よく分からないが気付かれない間に草の世界にも栄枯盛衰(えいこせいすい)があるらしいと実感。別名はハルジョオン(春女苑)、こっちの方を和名とする考え方もある。
太子橋地区
ハルジオン
 オオジシバリ
細長い葉が地面から突き出すように生え、茎が入り組んでまるで地面を縛(しば)っているような生え方をする草。ジシバリとはこの姿を本当によく形容した名前である。別名、ツルニガナは蔓(つる)のような伸び方をする茎と、葉の苦みから来たのだろうか。
海老江地区
オオジシバリ
 タチイヌノフグリ
オオイヌノフグリはよく知られていると思うが、名前が似ていてもこちらは小さすぎて全く注意されにくい草である。なにしろ、花の直径は約4mmなのだから。ヨーロッパ原産の帰化植物で、明治時代に入ってきたらしい。地味だけど、帰化種だけあって繁殖地をぐんぐん広げている。
十三野草地区
タチイヌノフグリ

戻る 次へ